セラピスト認定講座やワークショップなどで時々聞かれる質問です。
チャネリングとリーディングの違いってなんですか?
なんとなくでこれらの言葉を使ってしまっていたり、両方の意味をごっちゃにして使っている場合もあるかもしれません。
チャネリングとリーディングの違いについて、セッションや講座などの経験をもとに私なりの解釈をお伝えします。
チャネリングとリーディングは違う
とても簡単にお伝えすると、 チャネリングは、高次の存在との間に道(チャネル)を作り、高次の存在からメッセージやガイダンスを降ろすことで、リーディングは、その状況や人を読む(リード)ことです。 イメージとして、チャネリングは上につながって上から下にメッセージやガイダンスがやってくる、リーディングは水平の目線で今目の前にあるものや現実の状況を視る感じです。
公の定義では
「チャネリング」とは、
チャネリング(英: channeling, channelling)とは、高次の霊的存在・大聖(神智学で言うマハートマー)・神・宇宙人・死者などの超越的・常識を超えた存在、通常の精神(自己)に由来しない源泉との交信法、交信による情報の伝達を意味し、アメリカで1980年代に隆盛した「ニューエイジ運動」の中で使われるようになった名称である[1]。チャネリングを行う人をchannel(チャネル、チャンネル。水路、通信路の意)、あるいはchanneler(チャネラー) と呼ぶ[3]。チャネリングは民俗学者や人類学者ならば“シャーマニズム”という用語で分類する分野におおむね相当し、「チャネル」「チャネラー」は従来の表現で言えば 霊媒(英:medium)に当たる。トランス状態となって交信する存在からのメッセージを受け取る点では霊媒と同じであり、懐疑派から「宇宙イタコ」と揶揄されることもある[1]。
引用元:Wikipedia
「宇宙イタコ」・・・笑
「リーディング」は、
リーディングは英語のreadingまたはleadingの日本語読みで、日本語では次の意味で使う。
引用元:Wikipedia
霊的な啓示によって、個人の深層心理や、過去の事象・体験等を読みとることである。
タロットカードを使用した占い等で カード内容や位置などから占い事象を読み解くことである。
リーディング (reading)はそもそも「読む」意味。だから、読む取る、読み解く。
確かに、タロットはカードを読むからタロットリーディングとなりますね。タロットチャネリングという言葉は聞いたことがありません…。
チャネリングとは
私のこれまでの経験や学んできたことから解釈すると、
チャネリングは、チャネル(channel)経路という意味の英語から来ていて、自分以外の存在につながって情報やメッセージをもらうこと。
自分以外の存在(高次の存在など)と自分を経路(チャネル・channel)でつなげて、その経路を通して情報やメッセージを得るイメージです。
だから、私の専門であるエンジェル・リーディングは、リーディングと言えど「天使という別の存在」と自分をつなげて(経路を作って)メッセージやガイダンスを受け取るので、正しくは「エンジェル・チャネリング」なのではないかとずっと思っていました。
私が教わったドリーン・バーチュー博士が最初にエンジェル・リーディングと名付けたように思うのですが、やはりリーディングなんでしょうか?
私はエンジェル・リーディングを教える時によく、
「私たちはイタコのようになって、天使からの言葉をただ伝えるだけ。私たちは天使とお客様をつなぐパイプです。そこに私たち自身の思考や感情、情報は入れません。」と伝えています。
『天使からの言葉を受け取ったまま、ただ伝える、そのまま伝える』というのは、ドリーン・バーチュー博士からも繰り返し言われていたので、そう考えると、やはりエンジェル・チャネリングが正しいように思います。
ただ、天使とつながってお伝えするメッセージやガイダンスは、あくまで「(お客様の)その時のエネルギー」に最善最適なものです。お客様のエネルギーが変われば、お伝えするメッセージもまた変わります。
ですので、そのことを考えると、バシャールなどのように物事の真理とも呼べるようなメッセージを伝えるのではなく、その時のお客様のエネルギーに応じて(お客様のエネルギーを読んで)お伝えするエンジェル・メッセージは、エンジェル・リーディングとも言えるんですね。
エンジェル・チャネリングもエンジェル・リーディングもどっちもアリかな?
チャネリングでどのような存在につながるのかは多々ありますが、例を挙げると、
・天使(守護天使、大天使、ほか天使いろいろ)
・女神
・アセンテッドマスター
・宇宙系
・スピリット
・フェアリー
・ハイヤーセルフ(高次の自分)
などがあります(きっともっともっとありますね)。
亡くなった存在につながるチャネリングはミディアム(霊媒)と呼ばれます。
そういえば、バシャールやエクトンなど波動の違う存在に繋がってメッセージをもらうケース。
私は何度かエクトンにメッセージをお願いしたことありますが、
メッセージが来る間、エくトンに身体を貸しているリチャードさんは身体を乗っ取られた(言葉よくないですけれど)みたいになっていました。
多重人格者はこうなのかしら?と思うような、声や話し方、表情も違う感じ。
やはりチャネリングはイタコなんですね・笑
リーディングとは
リーディングは、文字通り読み取ります(read)。
相手から、物から。
相手が人の時もあれば、木、石やお財布、土地、家、空気などなど。
リーディングする時点での対象のエネルギーを読むので、未来を読むというよりも、「今のエネルギーの状態はこうで、状況はこういう感じで、そうなっている理由は…、この石は疲れていますね」などがリーディングになります。
昔、アメリカのテレビ番組で、サイキック能力者が行方不明者を探すというのを見たことがあります。
行方不明者の物に触って状況を説明するのですが、これは物のエネルギーから行方不明者の状況や感情を読んでいるので、リーディングと言えますね。
(注:サイキックとして、透視や他の能力を使っている場合もあります)
タロットリーディングは、さまざまなリーディングの仕方がありますが、
だいたいおおまかに次のような方法がメインなのではないかと思います。
1) タロットカードの絵柄を決められたルール通りに読む、
カードの絵柄のどの部分にどのような意味があるか決まっていて、それを読むもの。
2) タロットカードの決められた意味だけではなく、
そこにカードのエネルギーや質問のエネルギーを読み取るリーディング。
タロットカードの種類によって決まり事があるようですね。
霊感タロットリーディングは、つながる先にあるのであればチャネリングを取り入れたものだと思いますし、霊感や透視能力を使いながらタロットカードを使うもので、行う人のスキルにとても左右されますね。
直感リーディングというものもあります。
直感は
直感は、感覚的に物事を瞬時に感じとることであり、「勘で答える」のような日常会話での用語を指す。 他方で、直観は五感的感覚も科学的推理も用いず直接に対象やその本質を捉える認識能力を指し、認識論上の用語として用いられる。 第六感という表現は、ほぼ後者を指す。
引用元:Wikipedia
オラクルカードリーディングを例にとりますが、
ドリーン・バーチュー博士が行っていたオラクルカードリーディングは、相手や自分の守護天使につながりカードを媒介にメッセージをもらうエンジェル・リーディング(チャネリング)。
直感リーディングは自分自身の感覚、直感のみ。
出てきたカードを見て感じたこと、浮かんできた言葉、フレーズなどを伝える形になります。
自分の内に湧いてきた感覚を読む=リーディングとしているのでしょうね。
チャネリングとリーディングは、方法が違うだけでなく種類もたくさんありますね。
なんとなくでも、違いをわかってくれたら嬉しいな♡
また気がついたときに追記していきますね。